プラスティック・ラブの写真集を作った話
- 2022.10.10
- その他
「プラスティック・ラブ」をご存知だろうか
1984年に発表された竹内まりや女史の名曲であり、昨今のシティ・ポップブームの神曲的扱いをされている楽曲で、最近も多くのアーティストにカバーされています。
そんなカバーの中でハロープロジェクト所属のアイドルユニット「Juice=Juice」がカバーしたバージョンが存在するのですが、とりあえずMVをどうぞ。
いかがでしたか?切なげに歌い踊る彼女達の美しさ可憐さに、MVをはじめてみた時、涙が止まりませんでした。(というか、Juice=Juiceのパフォーマンス見てる時大体泣いてる)
さらにロケ地となっている豊洲、私にとって複雑な感情で渦巻いている思い入れ深い街です。
曲の歌詞で[派手なドレスも靴も孤独な友達]とあるのですが、私にとって豊洲の[広大な空もビルも孤独な友達]でした。これも何かの縁か奇跡かと思い、ロケ地をまとめた写真集を作ることにしました。
ロケ地は訪れることの出来る場所は全て訪問し、難しい場所は親しい風景を周辺で撮影しましたさらに写真を並べるだけでは何も伝わらないと思い、JASRACに使用申請をし、歌詞を入れました。これで作品への没入感が高まったかなと思います。
昼のシーンは昼、夜のシーンは夜に撮影。普段から夜の写真ばかり撮ってる+深夜の曲なので夜写真はだいぶ気合入ってます。
普段の現像を全くせず、MVの世界観に頑張って寄せたのですが、MV時は天気が悪く、自分のときは快晴!!もはや空気の色が全く異なるので寄らない!!!そんな苦労したところも見てほしいです。
彼女達と曲には関係なくて大変申し訳無いのですが、最終ページに閉鎖した晴海埠頭の写真を追悼で入れました、ロケ地から見えててかつ、昔豊洲でふらふらしてた時に合わせてよく訪れていたので…
1番撮影に苦労したのは表紙の写真。ロケ地の一つ、「有明北緑道公園」。実際にMVで推しの有澤一華ちゃんがiPod Classicを持って、撮られた場所です。自分を被写体に、作品の雰囲気を少しでも伝えられるよう汗だくになりながら撮ったものです。
そんな大好きなJuice=Juiceとプラスティック・ラブ(と、少しの自分)を詰め込んだ写真集「Plastic Love」は下記にて通信販売中です。少しでも興味を持っていただけますと幸いです。
【写真集概要】
B5変形 フルカラー 24P
価格:通信販売600円(税込) イベント販売時は500円です。
夜行部として同人イベ参加時も持っていってますので、もし興味があったらぜひ手に取ってみてください。お声掛けいただければJuice=Juiceの話もしますので…(ハマって2年のニワカですが)
ここからは彼女達への想いを話すので興味ない方は読み飛ばしOKです
私にとってJuice=Juiceの子達はずっと夜を彷徨ってた自分にそっと手を差し伸べて光の方に引っ張ってくれている存在です。
ライブにもまだ片手で数える程度しか訪問してませんがそのたびに「この時間が終わってほしくない」「みんな幸せを具現化した存在なのか???」と、多幸感(タコカン)に包まれます。ある公演でリーダーちゃんが「明日から現実が始まるって思ってるかもだけど、この時間も現実だよ」みたいなことを言ってくれた時も、生きよう、と強く思わせてくれました。
彼女達も人間で辛いことも嫌なこともいっぱいあると思う、だってまで少女だし。それでもああやって高みを目指しオタクを幸せにしてくれることが本当にありがたい。本人達が行きたいずっと願った場所まで行けるよう、応援し続けます。CD買ってライブ行くぐらいの微々たる力かもしれないけど。
以上、Juice=Juiceの日にオタクの勝手な想い入れ話でした。
Profile
supira(すぴら)
神奈川県出身大阪市在住
高層ビルの孤高だけど温かみのある姿に魅了され、
その美しさを伝えるために活動中
本職はWEBデザイナー、時々カメラアシスタント。
写真を活かしたデザインから親しみやすいデザインまで幅広くやってます。
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